「猫を棄てる 父親について語るとき」村上春樹 文藝春秋2020年4月初版第1刷定価:¥ 1,320(税込)metrobooks神戸御影店から新刊で取り寄せた未読初版サイン本です。7、8枚目の写真の通り、手製の外箱を作って大切に保管していました。この外箱もお付けします。父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、自らのルーツを初めて綴った、話題の書。イラストレーションは、台湾出身で『緑の歌₋収集群風₋』が話題の高妍(ガオ イェン)氏。#村上春樹 #村上_春樹 #本 #日本文学/評論・随筆
商品の情報
カテゴリー | 本・音楽・ゲーム > 本 > 文学/小説 |
商品の状態 | 未使用に近い |