ディアジオスペシャルリリース2022 グレンオード15年以前から書いている通り、今回も風味は省略します。その代わり、このシングルトンシリーズが複雑?だったので、それについて触れてみます。昔はこのウイスキー(蒸留所)を、シングルトンという名称だと思っていました。つまり、ダフタウンやグレンオード等は、全く関係しない独立したウイスキーだと思っていました。ところが、それらのウイスキーにもシングルトンが表記されているケースをよく見るようになり、10年ほど前に詳細に調べてみると、複雑な商品構成と歴史をもった蒸留所だということを知りました。それは、同じブランドなのに複数の名称(蒸留所)を使用したり、時代によって名称の変更を頻繁にしたりしたからです。このようなブランド乱立はまずいと思ったのか、2006年にはシングルトンシリーズにブランドを統一し、今日に至っています。同時に、そのタイミングでピーテッドモルトの使用を止め、原則ノンピーテッドにしたようです。これは勝手な想像ですが、親会社がディアジオになってから、自社が所有する多数の蒸留所の位置づけを明確に、それぞれの強みをブランド化し、特徴を持たせようとしたのではないでしょうか?それでも、シングルトンを冠しているブランドは複数あるので、その真意は測り兼ねますが・・・また、毎年恒例のディアジオスペシャル シングルトンシリーズは、どのようなチョイスをしているのか調べてみました。結果は、ほぼグレンオード、ダフタウン、グレンデュランの3種類を交代で発売していました。そして2022はグレンオードの番だったようです。通常ラインナップは、アジア向けはグレンオードですが、何故か日本ではグレンオードはほとんど見かけず、ダフタウンが大多数を占めています。ちなみにダフタウンはヨーロッパ向けのようです。その辺の事情もよく分かりません。調べれば調べるほど謎が深まるシングルトンシリーズ。もしかしたら、ディアジオ社も試行錯誤をしていて、今後も蒸留所の再編があるのかもしれませんね。それはそうと、この機会に限定品のディアジオスペシャルリリース、かつ、シングルトンシリーズでは一番人気のカスクストレングス グレンオード15年をいかがでしょうか。未開封・箱あり・700ml・54.2%
商品の情報
カテゴリー | その他 > 飲料/酒 > ウイスキー |
商品の状態 | 新品、未使用 |